2011
01.10

シュトレンの歴史雑記☆2010

さてさて、自分の勉強を兼ねてシュトレンについて少し補足してみます。
長いですが興味のある方はお付き合いください

※研究文献でなくネットのみで得た情報をまとめたものなので、謝った情報が含まれている可能性があることをご了承ください。

シュトレン(Stollen)はドイツでクリスマスに司教様に献上するための特別なパンでした。

その原型となる食べ物が記録上に登場するのは1329年。
ザクセン州ナウムブルクの当時の司教がパン職人らに与えたギルド結成の許可証で、

「クリスマスの夜に白い小麦のパン、シュトレンを献上せよ」

との記述が確認できるそうです。
1329年・・・日本では鎌倉時代がそろそろ終わるという頃ですね。わお。

姿形は今とほぼ同じで「布にくるまれた幼子キリストの姿」をイメージしたというのが定説(諸説あるみたいです)。ただしシュトレンという言葉はドイツ語で「坑道」、地方によって「薪」を意味するそうです。このへんはよくわかりませんでした

当時の一般的なドイツパンはライ麦の黒いパン。
小麦で作る白いパンというのは当時では高級品で、だからこそ献上にふさわしいものだったのですね。

この時の材料は“小麦粉・イースト・水・菜種油”で作る味気ないものだったそうです
(サイトによっては小麦粉→燕麦の粉とも。「白い」ことが重要であれば小麦粉ですかね~)
といのは当時のカトリックでは断食期間中のバター・牛乳は禁止されていたからなのですねー。

教会建設費寄付と引き換えにバター使用が許可されたのが(Butterbrief)1491年。
ようやく現在のシュトレンに近づきます。

そこから発展してドライフルーツなんかを加えてあま~い魅惑的なシュトレンが誕生!
Butterbriefばんざーい!\(^o^)/

この甘いシュトレンを完成させたのは、一説に宮廷お抱え菓子職人Heinrich Drasdo (ハインリッヒ・ドラスド)さんと言われてます。ひゅーひゅー

あと発祥の地としては現在のザクセン州の州都ドレスデンがよく挙げられます。

現在の形に発展したのはドレスデンだそうなので、シュトレンの“始まり”をどこに設定するかによってナウムブルクかドレスデンかは変わってくるのかなー、と。どちらにしてもザクセン州です。ここではとりあえずナウムブルクとしました。

ところでドレスデンでは毎年12月第一土曜日にシュトレン祭(Stollenfest)があるのですね!
今回調べるまで知らんかったー!

煙突掃除人とパン屋さんたちが約4トンある巨大シュトレンと共にパレード・・・!
ギネス記録は4.2トン(2000年)!行ってみたーい!

このお祭りは1730年にアウグスト強王がツァイトハイナーで行われた園遊会で1.8トンのシュトレンをドレスデンのパン屋組合に焼かせて、約24,000人の客にふるまったことに始まるそう。規模ちゃうわー・・・

こういうお祭りや逸話からシュトレン=ドレスデンというイメージもあるのかもですね。

と、まー、こんな感じでシュトレンの歴史を追ってみました!

まだまだ歴史とか食べ方とか種類とか書きたいのですがキリがないのでこの辺で終わります。
調べる&書く体力も限界~

2011年のクリスマスも美味しいシュトレンに出会えますように☆

最後に、参考にさせいただきましたサイトの管理人さまに感謝します。
下記は特に参照したサイトです。そして勝手にリンク貼り付け。

参考HP* Link, Thanks!!
Konditoreiエルフェン(「粉雪まとうシュトレン(Stollen)の研究」)
All About(「ドイツのクリスマスとシュトレン」)
ミス・メリーのクリスマス雑学講座♪(「07年、クリスマスには歌を歌おう♪その6」)
スポンサーサイト
Comment:0  Trackback:0
2011
01.10

シュトレン コレクション☆2010

2010年のクリスマスシーズンに食べたシュトレンを紹介です☆
すっかり新年明けちゃってるけど・・・気にしない気にしない

ドイツのクリスマス菓子(パン)のシュトレン。
私、シュトレン大好きなのです!
クリスマスはケーキも良いけどやっぱりシュトレンが欲しい!

そんなわけで2010年は4店でシュトレンを購入しました。
僭越ながら、以下、購入順に感想を書いていきます!

エリック・カイザー(inパリ)(6ユーロ)

20110109224425.jpg

エリック カイザーさんはパリの人気ブランジュリです。
11月のフランス旅行の際に購入して持って帰って来ました。

こちらのシュトレンはマルチパン(マジパン)入り。マルチパン好き
レーズン多めのドライフルーツとナッツがたーっぷり!
生地はしっとり感とさっくり感のちょうど中間くらい。

パティスリー併設のパン屋さんということもあってか、いっそうガトーに近いかな。

エリック カイザーは日本では銀座木村屋のご長男である木村 周一郎を代表取締役に、メゾン カイザーとして支店があります。食べログ上位の人気のパン屋さんです。東京行ったら買ってみよ~

ホルガー(210円/カット)



私の地元、樟葉にあるドイツ菓子のお店ホルガーさんのシュトレン。
ドイツ人のマイスターであるホルガーさんの作る本場ドイツ菓子がいただけます。
特にこの時期限定のシュトレンが評判。なので、シュトレンも本場ドイツの味に近い?

こちらは甘さは今回の4店の中では一番控えめ。
生地はこれまた4店の中では一番さっくりめ。

ただし1本(2100円)を買って数日経てば、熟成してしっとりするのかもです。
マジパンは入ってなかった・・・はず。
見た目よりドライフルーツやナッツもたくさん入ってました。

Bäckerei PERKEO Alt Heidelberg(ベッカライ・ペルケオ・アルト・ハイデルベルク)(1050円)

20101231063218.jpg

ドイツパンのお店ペルケオさん、店主さんはマイスターの称号持ちです。
4店の中では最もドイツ王道のシュトレン!?期待大!

生地はしっとりめ。ドイツパン=固いイメージがあったのでちょっと意外。
マルチパンは生地に練りこまれてるみたい。だから生地もしっとりしてるのかな~。
日持ちは1カ月半くらい。日が経つにつれて生地全体が馴染んでくるのがよくわかります。

周りの粉砂糖が甘めやけど、生地自体の甘さは控えめ。
写真の割にドライフルーツとナッツは結構たっぷり入ってました。

trattoria sette(トラットリア セッテ)(450円/ベビーサイズ)

20101231063331.jpg

ホテル・ハイアットリージェンシー京都にあるトラットリア セッテさん。
ベビーサイズのシュトレンは450円とリーズナブルだったのでついつい購入。

こちらはなんといってもスパイスがすごーく効いてる!シナモンかなぁ。

生地はさっくりめ。
周りはグラニュー糖くらいの粗めの砂糖でコーティングされています。

砂糖が軽くじゃりっとする食感やスパイスの芳香さが、なんとなく昔懐かしい揚げパンを想起させるシュトレンでした。

以上、2010年myシュトレン・コレクション4つの紹介でした
ちなみにすべてサイズは小さめです。ほぼ1人で食べるので...

どれがオススメとは一概には言えません。どれも本当に美味しかった

個人的な好みではペルケオさんかな。
ただ来年(2011年)はホルガーさんで一本買って置いておいて、もう少し寝かせた生地を食べてみたい☆

HP* Link
エリック カイザー
ERIC KAYSER(仏語)
MAISON KAYSER(エリックカイザージャポン)
konditorei ホルガー
Bäckerei PERKEO Alt Heidelberg
trattoria sette
Comment:0  Trackback:0
back-to-top